~次男~②

弟との共同生活?が始まった。


とりあえず、毎日、飲んでいた。
弟はいてもいなくても、飲んでいたけども。



基本的に弟は友達を家には連れてこなかった。




というより、いつもうちには誰かしらいたので、連れてきたくなかったのか?





弟はT殖大学へ入り、空手部へ自信をもって入った。


後に分かったことだが、自信をもって入ったのに空手部で一番弱かったらしい(--;)
補足すれば、周りは皆、空手の推薦で入ったような人ばかりだったそうな(^-^;




ただ、弟は空手より実践が得意だったみたいだが。。。





弟が来て半年くらいたった頃、八王子駅周辺で、『愚痴屋』というものに出会う(カラム)



すぐに意気投合し、翌日からは自分達も愚痴屋を名乗っていた!




夜九時くらいから、駅の出口辺りに段ボールに愚痴屋、とか、愚痴聞きます!とか、色々書いた物を張り巡らせて、座って待つ。


大体22時過ぎた頃から、興味を持った物好きが(ほぼ酔っぱらい)話し聞いてくれんの?とか聞いてやーって来る。




そして、愚痴を聞き始めると大体の人は最後は哲学的なことを言い始める(^_^;)
人生とは~。。。人というものはぁ~。。。



2ヶ月もすると常連ができてくる。


弟『また、この人きたよ』
兄『暇なんぢゃろ』
弟『わしらも、暇なんよね?こんなことしてるって』

兄『ん。。。( ̄▽ ̄;)』






もともと、愚痴を聞きます屋は創価大学の3つ上くらいの人がやってたのだが、母方の実家が広島で近くて盛り上がって一気に飲みに行く仲になり加わった次第である。
あの人はいま、なにをしてるんだろうか。



                  続く